日立のレンジでパンを焼くなら羽根を替えた方がいいかも

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日立の電子レンジのパン焼き機能を使う人は、混ぜ用の羽根をパーツ注文した方がいいかもしれません。

日立「ヘルシーシェフ」

最近はパン焼き機能を備えた電子レンジが増えてきましたね。焼きたてのパンはやっぱりおいしいですし、専用のパン焼き器のように追加で場所を取らないのがいいところです。

我が家には日立の電子レンジ「ベーカリーレンジ ヘルシーシェフ」(MRO-MBK5000)があります。オートベーカリー機能なら材料を入れてセットするだけの完全な全自動で食パンが焼けますし、成形する手間を掛ければメロンパンやクロワッサン、シュークリームなども作れます。

ですが最近、「羽根」が外れにくい!

パン用「羽根」
パン用「ねり羽根」

よくよく見ると結構ボロくなってきたので、部品を買うことにしました。

パーツ注文は家電量販店で

パーツの注文方法が分からなかったので、日立のコールセンターに電話してみました。パーツの注文は家電量販店で行えばいいそうです。買った店でなくても問題ありませんでした。

パーツの価格は総合案内の電話窓口では答えてもらえず、地域毎のサービスセンターに問い合わせることで答えていただけました。家電量販店でパーツ注文する場合でも、「発注前に価格を教えて欲しい」と言っておけば教えてもらえると思います。

パンケースはお高いのでとりあえず羽根だけ

ねり羽根の価格は900円(税抜き)でした。本当はパンケースやグリル皿も新品に替えたかったんですが、どちらも9000円ほどしたので、今回は諦めました。

近くのショッピングモールの家電コーナーで注文しました。消耗品とみて2個頼みました。部品番号などは分からないので、商品の型番と「パン用ねり羽根」という名前を伝えました。送料や手数料はかからないので、払うのは部品代だけです。

新素材になっていた!

発注した翌日には部品が届いたとの連絡が入り、新しい部品が手に入りました。

部品を比べてみると、表面処理が変更されていました。

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左が本体付属のもの 右が部品注文したもの

光の加減じゃありません。新しい方は表面がザラザラしています。

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左が本体付属のもの 右が部品注文したもの

パンがこびりつきやすかったからなのか、表面がザラザラした処理に変更されていました。

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パンケースに接続する部分は同じようです。

焼き上がり良好に。味も変わった?

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上は練り工程後の写真です。ほとんどひっつかなくなりましたね。

ちゃんと練られるようになったのか、焼き上がったパンが今までよりキメが細かくおいしくなったように感じました。もちろん気温や湿度などの影響もあるでしょうが、ほとんど年中使っていてここまで変化したことはありませんでした。

まとめ

こうやって部品の処理や素材、形状などが変更されることはよくあることです。家電に限ったことではなく、車やパソコンなどでも本体の型番を変えずに中の部品を改良(あるいはコストカット)することはよくあります。

使い勝手に何か不満があるなら、同じことを他のユーザーも思っている可能性が高く、そして同じ事をメーカーも悩んでいるかもしれません。発売直後ならまだしも、買ってから数年経ったものなら改良部品が出ている可能性があるということです。

改良部品までいかないにしても、傷んだ部品が新品になることで使い勝手や品質が復活する可能性があります。数百円の部品で数万円の家電が復活するなんてこともあるでしょうから、とりあえずパーツ注文できないか聞いてみるといいのでしょうね。